首都パリを象徴するモニュメント、高さ325m、合計重量10,100 tのエッフェル塔。1889年の万国博覧会の際に、2年2か月と5日を要して建造されました。
1階ではショッピング、2階では名高いレストラン「ジュール・ヴェルヌ」のグルメなお食事、そして最上階では360度の見事な眺めをお楽しみください。

シャンゼリゼ通りの西端、エトワール広場に位置する凱旋門は、世界最大の凱旋門です。1806年にナポレオンの命を受け、アウステルリッツの戦いの勝利を記念して建造されました。
凱旋門の下には、無名戦士の墓があります。また2か所に展望マップのあるモニュメントの屋上からは、昼夜を問わず美しいパリのパノラマビューを堪能できます。

 

ゴシック建築の傑作であるパリのノートルダム大聖堂は、フランスで最も訪れる人の多いモニュメント。シテ島の端、パリの歴史的中心に位置しています。建築工事は13世紀に始まり、15世紀に完成しました。ステンドグラスとバラ窓、塔、尖塔、ガーゴイルは、観光客の注目の的になっています。塔に上ると、パリの街のパノラマビューが楽しめます。

 

1919年に献堂されたサクレ・クール寺院は、パリを象徴するモニュメントのひとつ。モンマルトルの丘の頂上に建つこの建造物は、海抜130メートルの場所から、パリの最も美しいパノラマビューのひとつが堪能できます。ドームに上って見るパリの眺めは、まさに絶景です。寺院の周辺にはテルトル広場や急な路地のあるアベス地区、丘の麓には有名なキャバレー「ムーラン・ルージュ」があります。

 

パリを訪れるたびにルーヴル美術館を見学する価値がある、そう言っても過言ではないほどこのパリで最大の美術館は至宝の宝庫です。この美術館には、中世から1848年までの西洋美術、オリエント、エジプト、ギリシャ、エトルリア、ローマの古代文明、グラフィックアート、イスラム芸術の作品が収蔵されています。このかつての王宮では、「モナリザ」、「メデューズ号の筏」、「ミロのヴィーナス」、「サモトラケのニケ」などの傑作が展示されています。合計すると、約35,000点もの作品があります！

 

印象派の作品の豊かなコレクションで世界的に知られるオルセー美術館は、1848年から1914年までの西洋世界のあらゆる芸術作品の美術館でもあります。所蔵作品は、絵画や建築、彫刻、装飾武術、そして写真に至るまで、さまざまな表現形態にわたっています。元々は1900年の万国博覧会のためにオープンした、まるで宮殿のような趣の駅舎だった建物の美しさに目を奪われるでしょう。

 

セーヌ川のほとり、エッフェル塔の近くに位置するケ・ブランリ美術館には、アフリカ、アメリカ、アジア、オセアニアの芸術作品3,500点が展示されています。この膨大なコレクションによって、西洋以外の文化と芸術に関する非常に重要な美術館になっています。
ジャン・ヌーヴェル設計による堂々たる独創的な建物、そして野性的な庭によって、独特の趣のある居心地のよい場所になっています。

 

ポンピドゥー・センターは、屋外のエスカレーターと彩色された巨大なパイプを特徴とする、20世紀建築の傑作です。
有名アーティストたちの作品が、1905年から1960年までの近代（マティス、ピカソ、デュビュッフェ…）と1960年から今日までの現代（アンディ・ウォーホル、ニキ・ド・サンファル、アニッシュ・カプーア…）という2つのコーナーに分けて展示されています。