グリーンキー認証のホテル、クリシー通り41番地
グリーンキー(Green Key)は、フランスではクレフ・ヴェルト(Clef Verte)と呼ばれる国際的な環境認証です。宣言するだけでは足りず、実際の運用が毎年確認されます。フランスではTeragirが運営し、国際的にはFoundation for Environmental Educationが支えています。Hôtel R de Parisはこの認証を取得しており、登録内容は認証の公式ディレクトリで公開されています。
認証そのものを語ってもあまり伝わりません。日々の習慣のほうが具体的です。クリシー通り41番地で実際に行っていることを挙げます。
客室の清掃は、スチームと酢とマルセイユ石鹸で
客室はRaypath方式で清掃しています。使うのはスチーム、酢、マルセイユ石鹸で、化学洗剤は使いません。床や什器の本格的な清掃はスチーム機器が担当します。水回りではまだ少量の洗剤を使いますが、環境認証を受けた製品に限っています。
その結果、ホテルから消えたものがあります。合成香料、刺激の強いカーペット用洗剤、化学的な芳香剤、腐食性やアレルギーの原因となる製品。それらが入っていたプラスチック容器も、運んでくる配送も同時に減りました。毎日の客室清掃が不要な場合は、フロントにお伝えいただくだけで結構です。
エネルギー:二重窓、LED、毎月検針するメーター
- 全客室の100 %が二重窓です。静けさのためであり、暖房効率のためでもあります。
- ヒートポンプ式エアコンは従来型の暖房機器より25〜40 %消費が少なく、空室でも温度を調整しています。
- 館内の80 %にLED照明、廊下には人感センサーを設置しています。
- 客室と共用部の温度設定に上限を設けています。
- 水道・ガス・電気のメーターを毎月検針しています。このページで最も地味な一行ですが、おそらく最も重要です。誰も測っていない消費量は、決して下がりません。
水は、お客様には見えない部分で決まります
節水型の水栓とシャワーヘッド、漏水を早く見つけるための丁寧な設備点検、洗濯機と食器洗い機は満載時のみ稼働、シーツの交換はご要望時または汚れが目立つとき、タオルはご希望に応じて続けてお使いいただけます。客室からは何も見えません。それが狙いです。
5種類の分別、そして何より分別するごみ自体を減らすこと
分別はガラス、プラスチック、金属、紙・段ボール、木材の5種類です。回収頻度とコンテナ数は1日の排出量に合わせ、危険廃棄物は安全に管理し、客室には仕切り付きのごみ箱を置いています。
ただし分別は最後の工程です。その前に、買うのをやめたものがあります。使い捨て食器は廃止しました。バスルームの小さなシャンプーやシャワージェルのチューブも廃止しました。液体石鹸はオーガニック製品のディスペンサーに変え、トイレットペーパーは再生紙です。
スタッフに求めること、お客様には求めないこと
清掃からフロントまで、職種ごとに環境配慮の研修があります。公共交通機関や近くのレンタサイクルの情報はいつでもご案内できますし、徒歩ルートも同様です。リエージュ駅まで3分、クリシー広場まで6分、トリニテ・デスティエンヌ・ドルヴ駅まで8分、サン・ラザール駅まで7分。この立地では、車はほとんど必要ありません。
一方で、ご滞在を環境教育の時間にするつもりはありません。エコな習慣はご提案し、掲示し、お尋ねがあれば説明します。2泊のためにパリにいらしたお客様に押しつけることはありません。
オーナーはConvention des Entreprises pour le Climatの課程を修了しています
これはフランス企業の経営者が、地球の限界の内側で成り立つ事業モデルへ移るためのプログラムです。このページに並ぶ判断が1つずつではなくまとめて実行された理由も、いくつかが従来の選択肢より高くつく理由も、おそらくそこにあります。
企業にとって、認証は宣言よりも重いものです
出張の宿泊先を認証取得施設に限る企業が増えています。グリーンキーはその条件を満たします。必須基準があり、毎年の審査と更新があるからです。認証ディレクトリに掲載された当ホテルの情報は、そのまま取引先審査や出張規程の資料としてお使いいただけます。同じ内容をまとめた環境に配慮した宿泊のご案内(PDF・1ページ)もご用意しています。
ビジネスでお越しの場合は、パリの見本市に便利なホテルとサン・ラザール近くのビジネス滞在のページに、アクセスとサービスをまとめています。それ以外は客室のご案内をご覧ください。
この認証が言っていないこと
滞在がカーボンニュートラルだとは言っていません。40室のパリのホテルが何かを解決したとも言っていません。具体的な取り組みが実行され、確認され、毎年見直されている。それだけです。控えめですが、検証できます。だから私たちは形容詞ではなく一覧を公開しています。
支配人より






