パリ9区は、創刊25周年を迎えた独立系グルメガイド「ル・フーディング」のフランス版2026年度で特に厚く紹介されたエリアのひとつです。ピガール、ノートル=ダム=ド=ロレット、リュ・デ・マルティルの界隈には、受賞歴のあるビストロ、地中海の香り漂う個性派レストラン、そしてフーディング編集部お気に入りのそば専門店が揃っています。ここでは、価格や営業時間、ホテルのあるリュ・ド・クリシーから徒歩で向かうルートとともに、押さえておきたい名店をご紹介します。
ル・フーディング2026、概要
創刊25周年を記念し、ル・フーディングは2025年秋にフランス版2026年度ガイドを発表しました。レストラン、バー、ワインセラー、専門店など約250の新規掲載店と、12部門に分かれた受賞リストが、2025年11月中旬にパリ市庁舎で開催されたイベントで披露されています。紙版ガイドの予約受付は2025年11月19日まで行われました。全国版の受賞リストが気になる方は、パリ・イル=ド=フランスにおけるフーディング2026年度の受賞店を紹介した記事をご覧ください。ここでは9区に絞って、一軒ずつご紹介していきます。
ル・パントリュッシュ:ピガールの受賞ビストロ
ピガール広場からほど近いル・パントリュッシュは、シェフ、フランク・バランジェ氏によるビストロで、ル・フーディングの受賞リスト(ベストビストロ部門)に選ばれ、Trop bon(絶品)の評価も得ています。長いカウンターが印象的な内装で、季節感を丁寧に表現した料理が楽しめます。ランチは23ユーロ、ディナーは43〜46ユーロが目安。月曜から金曜(12時30分〜14時、19時30分〜21時30分)営業、土日は休業です。数日前からの予約が強くおすすめです。住所は3 rue Victor Massé、電話+33 1 48 78 55 60。ホテルからは徒歩15〜20分ほど、または地下鉄2号線でピガール駅まで短時間で移動できます。
カイユボット:サン=ジョルジュ地区の姉妹店
同じくフランク・バランジェ氏が手がけるカイユボットは、より軽やかな一皿が特徴。新鮮な旬の食材を、北欧風のすっきりとした内装の中で提供します。ミシュランガイド2026年版のビブグルマンにも選出されました。ランチメニュー23ユーロ、ディナー43ユーロ、営業時間は12時30分〜21時30分、日曜休業。今回ご紹介する中でホテルから最も近い一軒で、住所は8 rue Hippolyte-Lebas、リュ・ノートル=ダム=ド=ロレットを下って徒歩約10分です。
ペトレル:アンヴェール近くの個性派レストラン
ペトレルは、シェフのリュシー・ブルシエ=ムージュノ氏による地中海の香り漂う個性的な料理を提供し、300種以上を揃えたワインセラーも魅力です。ランチメニュー28ユーロ、4皿構成のディナーメニュー72ユーロ(グラスワイン3杯のペアリングは34ユーロ)。水曜から日曜まで営業、予約はレストランに直接。住所は34 rue Pétrelle、電話+33 1 42 82 11 02。ホテルから徒歩15〜20分、または地下鉄でアンヴェール方面へ。






